ビジネスをする上で、マーケティングは欠かせません。
とはいうものの、“マーケティング”って、そもそもなんでしょう?ざっくりしすぎていて、わかったようなわからないような、、そんなことはありませんか?
マーケティングと聞いて《販売活動》《販売促進》と捉える人も多いのではないでしょうか。広義の意味でいうと、これらも含まれますが、本来は別物になります。
「マネジメントの父」と呼ばれる経営学の大家ピーター・ドラッカーによると、
「マーケティングの理想とは、販売を不要にすることである。」
P.F.ドラッカー(2001)『【エッセンシャル版】マネジメント 基本と原則』P.16,ダイヤモンド社
と説明されています。
マーケティングと販売(セールス)は、本来別ということですね。
マーケティングは、売り手が「これ買ってください」と、セールスをしなくても、お客さんに「それ、気になる!」「それ、欲しい!」と、お客さんの興味関心をひきつけ購買意欲を高める、一連の活動になります。その活動の一環の中に、あらゆる販促物や手法が存在するんですね。
端的に言えば、“営業マンや販売員の前に、商品やサービスに興味を持ったお客さんを連れてくる、活動”の総称です。
全く興味のないお客さんに、商品やサービスを紹介するのと、興味・感心が高まったお客さんに商品やサービスを紹介するのでは、どちらが売りやすいでしょうか?もちろん言うまでもなく後者ですよね。
ビジネスをしている人は、日々、お客さんの購買意欲を刺激するマーケティングをしていきましょう。するとセールスする際も、だいぶラクになるはずですよ。
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