商売をしていくうえでは、現在、市場はどういう状況なのか? どんな商品、サービスが流行っているのか? 競合にはどんな会社があるのか? この状況で、うちはどうしていくか?
こういったことを事前に調べることはやはり大事です。 これらは多少面倒ですし、それなりに労力もかかるので、やりたがらない人も多いようです。 ですが、これをやるのとやらないとでは、ゆくゆく大きな差になって現れてきます。
これを市場リサーチ、競合分析、差別化とかポジショニングといいます。(そして更に自社のコンセプトをどうする、どう打ち出すか? こういったことを考えていきます)
市場はキレイごとではなく競争なので、新しい事業や商品開発をする場合、特にこれら市場リサーチや競合分析などが大事になってきます。 この時点で“勝負が決まる”といっても過言ではありません。
ただ、それはそうなんですけど、、
もっと大事なのは、私は“情熱を注げることに取り組むこと”だと思うんですね。
「いきなり感情論かよ」と思われるかもしれませんが、、
そうです。 人は“感情で動く生き物”ですから、感情を無視することは出来ないのです。 当たり前ですが、売り手も買い手も人ですからね。
市場調べて、競合調べて、ニッチなポジションを見つけて、響く売れるコンセプトを作ったとしても、もしそれが、“やりたくない”ことだったとしたらどうでしょうか?
いくら儲けるからって、やりたくないことをずっと続けていけますか?? 金になるのならやるという人は止めませんが、私の場合は無理です(苦笑)
「いやいや、人を雇ってその人にやってもらうんだから関係ないでしょ」という意見もあると思いますが、その人がほんとにそれをやりたい! のであれば良いですね。
ですが、そうでもない。。という場合だったら、その人のやる気を常に引き出す工夫が必要になるのではないでしょうか。
一般的に小さな会社の場合、事業主が先頭にたってプレイヤーとして動く場面が多いと思います。
そういった場合に、とにかく大事になってくるのが、「私はどうしてもコレがやりたいんだ!」という“情熱”だと思うんですね。 この“情熱”がないと、いくらカンペキな計画があっても、すぐに疲れて心が折れてしまいます。
「何をやっていくか」を選択することは大事だが、もっと大事なのは「何をしないか」
かけるコストに対して得られるリターンを考えてないと疲弊してしまう。
で、そもそもその前に更に大事なこととして、ほんとにそれやりたいか?それ続けていけるか?向いてるかどうか?と正直に自分と向合うこと。 pic.twitter.com/MXuwCvvm7O
— M.K (@imagefield_kubo) July 15, 2020
何が言いたいのかというと、結局一番大事なのは“想いや気持ちだ”ということです。 その想いや気持ちが土台となり、情熱を燃やすことで、はじめて練り上げた計画も活きてくるというものです。
人間の脳は素晴しく、この想いや気持ちって、不思議と“雰囲気”で伝わるものです。 この雰囲気はAIを駆使してもクリアできないところだと思っています。
じゃぁ情熱が持てないことはやっちゃダメなのか?? というと、そういう訳でもありません(苦笑)
だから「小さくテストを繰り返すのがベスト」なのだと、私は思うのです。
それをやることで、売れるかどうかは勿論、自分の“情熱の度合い”もやりながら確かめることが出来ますよ。